コンサル企業は、多くはプロダクトを持たないので、サービスの違いが分かりにくく、自分にどのコンサル企業がマッチするのかどこで判断をしたらよいか迷うことがあると思います。
企業の規模、社格、社風、年収レンジ、面接官の印象など、自身の優先順位から選ぶことが多いと思いますが、下記もチェックしておくことをオススメします。
社員数とプロジェクト数の割合
社員数に対して、企業で走っているプロジェクト数が少ない場合、下記の可能性があります。
①1つのプロジェクトに多数の人材がアサインされている
これは、より下流の工程(テスト工程など)にも入り込んでいる可能性があり、自身もどのフェーズでコンサルとしてアサインされるか、希望の上流工程を経験できるかどうかが不透明な企業もあります。
②プロジェクト数が足りていない
これは、単純に案件が足りていないので、アベイラブル期間(稼働できない期間、社内ニート)が発生する可能性があります。稼働率が低いと、自身のスキルが落ち、よりほかの案件にもアサインされない可能性もあるので、キャリアに穴が開いてしまいます。
社員数とプロジェクト数の割合とその理由を企業にも確認するとよいでしょう。
プライム案件の割合
プライム案件とは、クライアントと直接取引をしている案件で、1次受けの案件です。プライム案件の割合が少ない場合、2次受け以降の案件を担当する可能性があり、すでに1次受けに他社コンサル会社が入っていて、サブコンサルと言われる、1次のアンダーでやる仕事が多い可能性があります。
これは一概にマイナスということではなく、企業によっては戦略的にその案件をとっている(1次受けが機能していないプロジェクトに対して助けに入るなど)こともあるので、プライム案件の割合とその理由を確認すると良いです。